『職業としての小説家』

  • 2016.01.06 Wednesday
  • 01:08
*

で、少し遅ればせながら『職業としての小説家』レビューです。

刊行当時、いち早く読んだ身近な方々の評価が良かったのと

装丁がかっこよかったので即買い

(ちなみに表紙の写真がええなぁ…と思っていたら荒木経惟さんでした)。

第一〜六回がMONKEYという雑誌の連載で、どのように小説家になったのか、小説をどうやって書いているか、など。

第七〜十一回が書き下ろしで、個人的な、内面的な部分、

第十二回は河合隼雄先生について、講演をされた内容です。


村上春樹さんの、小説は好きじゃないけどエッセイは好きという方も多いと思うんですが、

これはユーモアあふれるエッセイではなくて、わりとガチに

小説について、ご自身の思いについて

わかりやすく語られた、という印象です。

といっても、小説を書くことや、淡々と努力を続けられている姿勢なんかは

今までの著書からもわかりますし、おっ、とびっくりしたり、がっかりしたり、することはなかったです。

私なんかは、ジャズバーの経営から、『風の歌を聴け』のデビューから、最新刊から、翻訳、海外出版、と

一貫して健全な努力を続けていらっしゃるプロセスを見て、

素直にすごいなぁと、あらためて思いました。

あと、読んでいて、言葉は穏やかですが、相当、嫌な目に遭ってこられたんだろうなぁ…ということがうかがえます。

こういうの、想像すると本当にゲンナリしますが、それでも、

良い読者に恵まれていたということ、

読者の方との精神的な結びつきを実感できる、

嫌々小説を書いたことはない、

というような言葉を見ると、

村上春樹さんには、元気で、もっと書いていただきたいなーと思う読者としてはほっとします。

個人的には1980年代後半のバブル経済期に日本を出て行かれた話がすごく好き。

そういう感覚―「健全な野心」という言葉がありましたが―に従って、実際に行動できるかどうか、

エピソードのすべてに共通しているのは

「自分の感覚を信じて、リスクを背負って行動してきた結果、こうなりました」

ということかもしれません。




最近、ブログ長過ぎだよね・・・

と思っていまして、切り上げて次回に続きます。





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