『日本人のための世界史入門』

  • 2017.05.06 Saturday
  • 12:50

*

お借りして読んだのでメモしておきます(._.)φ

 

大変面白い本ですが、どういった方を対象にしているのか

 

「入門」といいながら国名や人名が説明なく大量に出てくるので、基本的な世界史の流れを知っていないとよくわからないまま読み飛ばすことになります。

 

少なくとも、世界史に詳しくない私には難しかった。ヨーロッパ史は複雑ですよね、ほんと(゚_゚)

 

「国王を追放して王がいなくなったから、他国から迎え入れた」

とか、日本人にはぴんと来にくい感覚です。

 

でも「入門」なので、興味を持ったらその部分を深められるように参考文献や、おすすめの本や映画が紹介されています。

 

その紹介は、

 

「これは面白い」

「これは面白くない」

 

みたいに著者の独断と好みによって書かれているので、著者と思想、感覚の近い人には特にためになりそう。

 

 

著者はフランス革命マニアで、ロベスピエールが好きだそうですが

 

あのテルール(恐怖政治)の責任者で、現代でいえばポル・ポトみたいな男だが、『ベルサイユのばら』でもロベスピエールは好意的に描かれている。私がロベスピエールが好きなのは、生涯童貞だったとされているからかもしれない。

 

という、なんじゃそら、

 

みたいなところもありつつ、噴き出してしまうところもありつつ、

 

よくまとまっているなぁ・・・と思います。

 

歴史なんて詳しく解説していけばキリがない、

 

でもはしょると前後がつながらず意味がわからなくなる。

 

それをいい分量でまとめてあってすごいのと

 

日本の歴史問題について問題意識を高める良い本です。

 

高校2年生か大学1年生くらいの時に読みたかった。

 

 

でも今読んでも

 

「なんで世界はこんなに戦争や内紛や内乱が起こるのだろう?」

 

というのがわかってとても勉強になりました。

 

「第六章 現代の世界」は、是非ご一読いただきたいです。

 

たとえば、

日本の言論においては、中共を批判すると「右翼・保守派」と思われ、かつ中共を批判させるメディアもまたそういうものしかないという不健全さがある。

 

本当に、こういう不健全さを自覚して、健全な議論が行われる土壌ができてほしいものです。世論をつくるマス・メディアの方々のお仕事と矜持に期待しています。

 

 

 

 

 

○○○○○
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『永遠の0』メモ

  • 2014.08.15 Friday
  • 01:08
 戦争の話を知ることは

「死を前提として生きる」

という生き方につながり、

日常が少し生きやすくなりますので、読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが本文より引用します。


・半年間におけるガダルカナル島の戦いでの犠牲はおびただしいものでした。陸上戦闘における戦死者約五千人、餓死者約一万五千人。
 海軍もまた多くの血を流しました。沈没した艦艇二十四隻、失った航空機八百三十九機、戦死した搭乗員二千三百六十二人。これだけの犠牲を払って、ついにガダルカナルの戦いに敗れたのです。
 そして、戦いが終わった時、海軍の誇る珠玉とも言える熟練搭乗員のほとんどが失われていました。
 今にして思えば、この時、日本の負けがはっきりしたと思います。しかしアメリカとの戦争はこの後、まだ二年以上も続いたのです。


・クーバン基地にいる時に、一度撃墜したF6Fの残骸を見たことがあった。その時、鋼板の厚さに呆れたものだった。特に搭乗員の背中に設けられたぶ厚い防弾板は七・七ミリ機銃では突き通せないほどのものだった。
 米軍は搭乗員の命を本当に大事にするのだなあと感心した。
 ……その話を宮部とした時、彼は言った。
「墜とされてもまた戦場に復帰できるということは、失敗を教訓に出来るということだ」
「俺たちは一度の失敗で終わりか」
「それもあるが、彼らはそうした経験を積み、熟練搭乗員に育っていく」
「こっちは逆に熟練搭乗員が減っていくというわけか」


・「大和」の出撃は絶望的なものでした。沖縄の海岸に乗り上げて陸上砲台として上陸した米軍を砲撃するという荒唐無稽な作戦のために出撃させられたのです。しかしそんなことが出来得るはずもありません。航空機の護衛もなく、一隻の戦艦と数隻の護衛艦が沖縄にたどり着けることなど、万が一にもあり得ないことです。
 つまり「大和」もまた特攻だったのです。そしてこの特攻は「大和」の乗組員三千三百人とその他の小型艦艇の乗組員を道連れにするものでした。


・「…十年前、偶然に桜花(爆弾)を見ました。アメリカに旅行に行った時、スミソニアン博物館で目にしたのです。桜花は天井から吊されていました。あまりの小ささに驚いたのを覚えています。そしてそれ以上に衝撃的だったのは、そこに付けられていた名前です。何と書かれていたかわかりますか―バカボムです」
「バカボン―?」
 姉は聞き返した。
「BAKA-BOMB、すなわちバカ爆弾です。私は息子夫婦が隣にいるにもかかわらず、声を上げて泣きました。悔しくて、情けなくて―いくら泣いても涙が止まりませんでした。……そんなバカな作戦で死んでいった高橋たちが、ただただ、哀れで、哀れで、涙が止まらなかったのです。」


・しかし、忘れてはならない人もいる。特攻に断固反対した美濃部正少佐だ。
……抗命罪で軍法会議にかけられれば死刑すらあり得る。だが美濃部少佐は死を賭して敢然と反対した。それどころか色をなして怒鳴りつけた上官に対して「ここにおられる皆さんに自ら突入出来る方がいるのか」と言い返した。そして「練習機まで特攻に出すのは言語道断。嘘だと思うなら、練習機に乗って攻撃してみられるとよい。私が全部零戦で叩き墜としてみせる」と言った。
……もしこの時の会議の席に美濃部少佐のような男がもう少しいれば、あるいは沖縄特攻はなかったかもしれない。
 美濃部少佐の名前が多くの日本人に知られていないことこそ、ジャーナリズムの怠慢だ。




■本日のリスペクト■
イマジン / 忌野清志郎

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『永遠の0』(長文です)

  • 2014.08.15 Friday
  • 00:16
 8月に入ったら、ヒロシマの日が来て、

立秋が来て季節が変わるのを感じ、

ナガサキの日が来て、お盆、そして15日が来るので

なんとなく、もの哀しいような、あの世とこの世を行ったり来たりするといったら大袈裟ですが、

この2週間くらいはいつも、お盆休みの静けさもあって、

亡くなった人について考えることが多くなり、15日を過ぎたら

「あぁ8月も半分終わったな・・・もう秋だな」

となります。

8月上旬は、セミの鳴き声の中を歩きますが、今年は特に多いですね。

セミしぐれと、ボトボト落ちているその死骸を見ると、時に戦争の終わりの象徴のように感じます。

わざわざこの場で言うことでもないですが、何度でも言いますが、私は、

戦争で、多くの優秀な日本人、心ある人達が亡くなったことが残念で悔しくてなりません。

それが戦争、と言われればそうだし、

歴史に「もし・・・」はないですが、

全部やむをえなかった選択だったとしても、

その過去をふまえて今、私達はベストを尽くしているのでしょうか?

生きることに対して。国家の未来に対して。

命を捧げて前線で戦った人や、1杯の水も飲めずに亡くなった人、

その人達と、誇りを持って向き合えるでしょうか。

おびただしい死と、戦中を生き抜いた人達の痛みや苦労の上に生きている私達が、できることといったら

歴史を学び、先人の命が無駄にならないように、過ちを繰り返さないことだと思います。

それは、「平和を祈る」ということでもありますが、

具体的に言うならば、一人一人が精神的に自立することではないでしょうか。

私はそう思います。


この本は、この思いをいつも抱える私の溜飲を、多少下げてくれました。

宮部久蔵という超一流の腕を持つ海軍航空隊の下士官が、なぜ特攻に行ったのか?

という謎を、孫の健太郎と慶子がつきつめていくという形の小説です。

と同時に、生き残った兵士の方の話を聞くことで、戦争の現場のことと、

戦争全般にわたる著者の思いが書かれています。

・・・ので、どうも、最初の方は百田さんの顔が浮かび、声が響いてくるようで、若干読みづらかったです。

が、半ばから物語の盛り上がりとともに入り込めました。

そして、最後、物語の色んな伏線が宮部久蔵という人の尊さ(というかもはや聖人レベル)を中心に収束していく様に心がすっきりとしていきました。

若い特攻隊員の方の、死への葛藤と、それを乗り越えた気持ちに感動しました。


でも、だからといって「昔の日本人はすごかったんだ」という気持ちとは違って

「昔も今も一緒だな」と思いました。

兵士の命よりも飛行機が大事と思われる作戦、無謀な作戦、一般兵士の責任は厳しく追求されるが、高級士官の責任は問われない。

太平洋戦争当時の長官クラスは、海軍に入ってから太平洋戦争まで実践を経験していなかった・・・

こういうガックリする話、多分どこかの企業でも見られるし、震災後も数々見ましたね。

というのはさておき、

じゃあどうするのかと言ったら、

まずは今、自分がマス・メディアの報道に流されないで自分の感覚や、倫理観で物事を判断できているか?

ということをふり返り、

その自分の考えさえも疑い続けて、正しいと信じられる道を生きる

ということだと思います。


そして、ご先祖様が帰ってきている今の時期、

戦火に消された街や自然や、こころや、御霊に

思いをつなげてください。











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『夜と霧』・2

  • 2012.08.30 Thursday
  • 00:02

*

自分が精神的肉体的に苦しみ、死んでいかねばならない時のことを考えてみてください。

著者は言います。

この苦しみこそ、他の誰でもなく我々各人が運命に課せられた苦悩である。と。


何人も彼から苦悩を取り去ることはできず、

何人も彼の代りに苦悩を苦しみ抜くことはできないのです。


さて、そこで私たちができることとは?



「この困難な時と、また近づきつつある最後の時にわれわれ各自を誰かが求めるまなざしで見下しているのだ・・・・・・一人の友、一人の妻、一人の生者、一人の死者・・・そして一つの神が。

そしてそのものはわれわれが彼を失望せしめないことを期待し、またわれわれが哀れに苦しまないで誇らしげに苦しみ死ぬことを知っているのを期待しているのだ。」



残された人々への最も愛ある行動とは、こういうことではないでしょうか。


先立った人が、ただ苦しんで死んだのではなく、強い意思をもって苦しみ抜いて死んでいったということ。


たとえ、その(たとえば収容所での)戦いに見込みはなくても、それは戦いの意味や尊厳を傷つけるものではない。


残された人々が、悲しみ、悔しがり、そのために残りの人生を苦しまなくてもいいように

私も、もしもの悲運の事故の時には

こういう思いで死んでいけたらと思います。


そして、愛する人や、家族にも、せめてもの救いとしてそれを望みます。



ちなみに、これは第八章「絶望との闘い」の内容ですが

本文の前の長い「解説」を先に読むことで、この言葉がいかに強靭な精神によって語られているかが想像されます。








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