『女子の魂!ジョシタマ』

  • 2015.05.06 Wednesday
  • 00:26
蝶々,よしもと ばなな
マガジンハウス
¥ 1,440
(2010-02-25)

 ばななさん本をいくつか読んだので、備忘録的にレビューを書きます。

この本には蝶々さんとの往復書簡と、対談が収められています。

なんでこの本を買おうと思ったのかはわかりません。

読んでみると、なんで買ったのかますますわからなかったんですが、

お二人のスピリチュアルライフが語られていて、楽しく読みました。

蝶々さんのこと、よく知らなかったのですが、直感的に生きていて、お友達がたくさんいて、国内外を飛び回っている方なんですね。本当に蝶みたい。

文章には☆や♡がいっぱいで、

「マブいスケ」とか「おてまみ」とか書いてあって、まぶしいなーと思いました(遠い目)。

お二人とも、日本を元気にしたいと思っていること、

「日本の女の子たちや女性たちが、ほんとうにすてきなのに、輝いていないのがもったいないと思っていること」(あとがきより)

が伝わるのでテンションが上がりました。

私も日本の女性は本当にすてきだと思うので、きらきらして幸せでいてほしいです。

「輝く」ってきらびやかという意味じゃなくて、目がきらきらしているとか、そいういうことと思います。


ばななさんにシビれた一言があるんですが、

仕事で運命について調べていて、「運を良くする」というタイトルの本を買って、

その本を買ったという話を、あることでの日本チャンピオン(つまりかなり恵まれているはず)の人にふとしたら、

いきなり、普通に、「それ以上運を良くしようなんて強欲だよ!」と言われて、びっくりしたのだそうです。


「私は運がいいのではない、やった分だけがきっちり返ってきてる」


とその場で言ったら、その方はさすがチャンピオンなので、すぐわかってくれたとのことでした。

「強欲だよ!」なんていきなり言われて、

自分のやってきたことをその場できっちり言い返せるというのが、すごいなぁと、

それだけやってこられたんだなぁ、と思ったのでした。

こういうことは、その場で言葉を正して感情をスッキリさせた方が良いに決まっています。

でも、色んな思惑がはたらいて、こんなふうに反射的に言えなかったりするんですよね。

自分の今の幸せには、自分で責任を持って、堂々と受け取ろう!


余談ですが、『運を良くする』という本は、私も持っています(^_-)-☆

(→過去記事 『運を良くする』)







〇 ○ ○ ○ ○

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『アナザー・ワールド―王国その4』

  • 2014.09.07 Sunday
  • 00:19
 『王国』第3巻で、一旦終わりぽかったのですが、

これは、その後の物語。

『王国 その3』は2005年の本だったけど、これは2010年なので比較的近いですね。

『王国』の主人公・雫石(女)と、目の見えない占い師の楓、その恋人の片岡さん(この2人は男性同士)が家族になっていました。

楓の子ども・ノニを雫石が生んで、雫石と片岡さんが戸籍上の夫婦という。

読み始めたとき、

キノ(男)、ノニ(女)、ミコノス島という舞台・・・に

「なにこの不思議ちゃんな展開」

と思って、ほんの一瞬しらけちゃったんですが、すぐに世界(アナザー・ワールド?)に入り込んで楽しく読めました。

楓と雫石の子なら、さぞかし神秘的な美しさを持っていて、野性的で、魅力的な女の子なんだろうと思ったら

そうじゃなくて、

特殊な環境下で育って、その中で普通に傷ついたり、悩んだりしている女の子でした。

でもとにかく、ここに登場する人はみんな、正直で優しいのです。

おばあちゃん、楓、片岡さん、雫石、キノ、キノの亡くなった恋人・マリさん。

一般社会には溶け込みにくい人達だけど、愛おしい人達で、

「生きるって、こういうことだよー」

というのが、ばななさんがずっと伝えているメッセージなのだと思います。

あとがきの冒頭には

「これからしばらくは大変な時代が続くだろう。

直感と本能を信じ、自分を保つことをたえず続けていかないと、生きていくのが困難になるのではないか。

…彼らの奇妙なライフスタイルをまねる必要はない、ただ、自然とともに常に揺れている心、そこだけ読んでもらえれば。」


と書かれています。


いつの時代だって人間は自然に翻弄され、傷つき、苦しむ存在です。

そこで直感と本能を信じて、ベストを尽くすしかありません。

やっぱり、最後に信じるのは自分の野性だと思います。


ところで、この奇妙な人間関係を読んでいて、

なんで人と人が出会ってそこに存在してるかって言ったら

「そこに愛があるから」なのかー。。。

と、がーんと気づきました。

どんな人間関係も、そこに愛があるからつながったのです。

嫌な思いをした人との関係だって、神様の愛なんだ

と、ふと思いました。

愛は「カルマ」と言い換えてもよいですが、愛という方が優しい、見守られている感じがします。


ところで小説中の、「パパ2」とか「法律上のパパ」などの言い方がなんか引っかかっていたのですが、ここまで読んでやっと、

ばななさんが入籍をしない結婚をされていて、息子さんを育てていらっしゃることを思い出しました。

命とか身体やこころの大切さのことを考えたら、こういうことは瑣末なことに思えてきますね。

誰になんと言われても、自分が生きている間、まずは自分の命と喜びに責任を持つことだな・・・と思います。








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『王国 その3 ひみつの花園』

  • 2014.09.04 Thursday
  • 00:04

 「お別れ」と、本当に「自立」するということのお話でした。

精神的に自立する、というのは

自分の存在を誰かに依るのではなくて、

「自分だからこう在ります」とわかること。

そのことから、逃げてはいけないよ、その人は本当にあなたが心から愛しているパートナーですか?

と、問いかけられます。

「お別れ」は、実はつき合っている時から始まっている。心のどこかでは気づいていることだったりするから、思い出すと余計つらい。

本当は、それを「いつみとめるか」。

自分で決めるか、時間がそうさせるか、別の関係を築くしかないのであって

ご縁が切れてしまった人とは、それまでと同じ関係ではいられないものだと思います。

べつにそれは悪いことでもなくて、新しいつながりがまたできて、それぞれ生きていくのですが

その時の2人の思いは同等ではないかもしれないし、

お別れするのは大変です。


このシリーズは、好き嫌いが分かれる小説かなと思いました。

だって、だからといってみんながみんな、自分の心の声に従って生きているわけじゃないですから。

主人公の雫石、そのおばあちゃん、占い師の楓、その恋人の片岡さん、

“そちらの側の人”と、“違う側の人”がいて、

前者の人は、これを読んだら胸がせいせいするのかもしれません。

「誰がなんと言っても、私はあの女の人をいいとは思えない。私はあの人が嫌い。あの人のしゃべり方も服も生き方も嫌い。

…庭はすばらしい、あの庭は好き。高橋くんも好き。でもあの女の人も生き方も全ていけすかない。あの人は、女性としてはすばらしいかもしれない。でも、創作の足を引っ張る人だと思う。…」


などの雫石の言葉に。

でも、後者の人にとっては厳しい言葉かもしれません。

感じ方は人によって違うので、わかりませんが。


ちなみにですが、

「もっと大事なことは、私はすでにもうどうしようもなく楓のことが好きだということ。好きで好きでしかたないから、自分の形に無理にゆがめてあてはめるよりも、いちばん状況にあった形の中に、自分の感情を調整しているの。そこがプロなの。」

こういうことを言って、伝わる人ってどれくらいいらっしゃるんだろう・・・

「なりふりかまわず全力で自分のことを思ってくれる人」

を求める人、そういう愛情の形だけを評価する人って、多いような気がします。

もし私が、誰か男性に上記の台詞を言ったら

「冷たい」

という反応をされるかなぁ・・・と、寂しく思いました。

本当に、ちょっとした、性質というか、感じ方の大事なところが違う・・・と気づく時は寂しいですね。

昔は、「あっ、こういうところが一緒なんだ!」と思うことが男女問わずよくあったけど、

歳を取ったら「あぁ、この人と私は違うんだなぁ・・・」と思うことが多くなった気がします。

そのことは寂しいですが、

私が頑固になってしまったせいなのかもしれないし、

歳を取って、世界が広がって、子供の頃の小さな世界の中ではいられなくなったということで、

「決定的に価値観の違う人」とは難しいかもしれないけれど、

「好きだけど、感覚がだいぶ違う」と思う人とも

理解しあえたら楽しいし、

「一見違って見えるけど、すごく合う」と思う人とも

これからも出会えたら嬉しいなぁ

と、思いました。


で、そのためには、

「自分の中で、自分の魂にうそをつかない
(へんな常識や偏見に、振り回されない)」

ことだと、ばななさんはおっしゃってるんだと思います。





 



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『王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法』

  • 2014.09.03 Wednesday
  • 00:13

 『王国 その1』の続きです。

『王国 その1』が私にはストレートのストライクだったので、続きが気になりつつも、

『その2』〜『その4』はまだいいかなぁ、まだ余韻が残っているし・・・と、タイミングを待って

ある日「続きを読もう」と古本屋さんに立ち寄ったら『3』だけあったので購入(新品を買わなくてすみません…)。

それを読み終わった後に、『2』『4』が手に入ったので

1→3→2の順に読みました(イマココ)。

というわけで、3を先に読んでしまったので、2だけを読んだのとは違う感触かもしれません。


1〜3を読んで感じたことは、

「よしもとばななさんの(この時の)問題意識の集大成」

ということでした。

もう10年も前になるシリーズですが、

自然と人間のこと、時間と人間のこと、仕事、結婚、生身の人間の力、野性、TV・・・

当時のばななさんの危機意識みたいなものがすごく伝わってくる、と思い、

そしてそれに、力強い答えを出しきった

という印象があります。

多分、この力強さによって、合う人と合わない人がいるかもですが、私個人的には

シンクロ度は、1>3>2
読みやすさは、1>2>3

でした。

ばななさんの初期の作品はほとんど読んでいるんですが、多分、このあたりの時期から少し離れたのは(ペンネームをひらがなにされたのもこの作品からでしたね)、

自分では無意識だったけど、もしかすると、ばななさんの「ヒーリング」が必要じゃない時だったのかもしれません。

または、何かが「合わない」時期だったのかもしれません。

避けていたとかではなく、小説自体を、この頃からあまり読まなくなったのもありますが。

新聞連載だった『海のふた』は楽しみに読んでいました。


さて、『2』は、『3』に比べると、濃度がうすまって、やはり「橋渡し」のような役割のようでもあります。

TVのことや、「おばあちゃん」「片岡さん」「商店街の人たち」のこと、都会のこと、

そんなエピソードを通して、人やものとのつき合い方を諭されているようです。

自分が地に足つけて、

他人もそれぞれ地に足つけていたら

あとは、心地良い関係を作る(保つ・離れる)だけ、なんですよね。

大事なことは

生きるということの「中心」を間違えないこと

「リアル」から逃げないこと

かな、と思いました。


おばあちゃんの言葉より。


「サボテンの世話にしても、山登りでも、なんでもそうなりうるのです。よく見たでしょう、もうすっかり、体の具合が悪いのに、足をいためているのに、どうしても山を、自分の足でなくてはいやだと登って会いに来る人たちを。

時には、そういう目標が人に精神的な大きな川を渡らせることがあります。でも、たいていの場合、それは何かもっと大きなことから、自分の大変さをたてにして逃げているだけなのです。」






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