『とまり木をください』

  • 2015.03.16 Monday
  • 12:53
 2月28日に童話作家の松谷みよ子さんが亡くなられたそうで、

そのことを知った時、しんみりと、しばらく色んなことを考えました。

絵本や童話で、子どもの頃から親しんできた松谷みよ子さんの本ですが

『小説・捨てていく話』を読んでからは

その背景を知って、なんともやるせなく、重苦しい気持ちになったものでした。

物語と同時に、背景にある重苦しい気持ちが二重写しで見えるようになりました。

しかしながら、その苦しさや絶望を超えて生きぬいた強さを根底に感じるからこそ、

民話や童話が、読む人の心に響いていたのでしょう。


『とまり木をください』は、

そんな苦しかった過去の日々のことを、突然、書いてしまった詩だそうです。

いじめられて、ののしられ、あざわらわれ、つばをはきかけられて、

それでも生きぬいて、

生きていてよかったとおもうから

あなたも生きてください

という心のメッセージです。


女性は、「生きる性」だと思います。

虐げられ、苦しみを体験しても、生きて、

いつか、のんきそうにさえ見える。


のんきそうに見える人にも、かつてこのような思いがあって

それは消えないから、こういう詩になって出てきたのですが、

この記憶とともに生きて、書いて、本を世に出した

その魂って強いな・・・と思います。






 

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志の高い仕事・2

  • 2014.07.05 Saturday
  • 00:56

*

1を書いて思い出したことのメモです。

姫路文学館で、松谷みよ子展が開催されたとき、

展示の中に、松谷みよ子さんが師匠から言われた言葉があり

(書き写していないので正確ではないのですが)、

「子供の本でも大人の本でもいいから、人生を書きなさい」

と、言われたのだそうです。

松谷みよ子さんの作品が、子供向けの本でありながら、どこか悲しみをおびていたり

現実的だったりするのは、きっとそういうわけで

だからこそ、ずっと、子供ごころになんだか残る・・・のだと思います。


酵素玄米は、長岡勝弥先生によって

人間が健康で、幸せであるために

人間復興のために作られました。

単純に、おいしいものを目指す、というのも素晴らしい目標ですが、

「人間復興のため」という祈りが加わった日にはさらにパワーを増すでしょうね。

このような志の高い仕事が、きっと

人の潜在意識を味方にしつつ残っていくのかな・・・と思います。

例えば、
「おいしさと、自社の最高利益を常に追求するレストランA」
「おいしさと、自社の利益と、社員の幸せを追求するレストランB」と
「おいしさと、次世代の幸せを追求するレストランC」と
「おいしさと、3世代、7世代先の幸せを追求するレストランD」と

どこで食事したいですか?


仕事するなら、志高く

せっかくならそのようなのを目指したい。

自分の利益を追求したらだめというわけではなくて、

「自分の利益」と「他者の幸せ」と「世界の調和」を目指すのが最高なんじゃないか?

と思うのです。

といって、会社でお仕事されていたら、自分の志とはうらはらなことも多々あると思いますが

そんな時も、ご自身の、周囲に対する姿勢が大事だと思います。

目の前の人に親切にすることや、仕事を誠実にすることが、そのまま【調和】につながると思います。










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『小説・捨てていく話』

  • 2012.05.23 Wednesday
  • 00:14
松谷 みよ子
筑摩書房
---
(1992-11)
コメント:捨てていきたいヘドロのカードがある人へ・・・

 松谷みよ子さんの童話や絵本を、子どもの頃読んだことのある方は沢山いらっしゃると思います。

私もそうなのですが、思い出してみると
どこか暗い、かなしい印象があるのです。

たとえば戦争を題材にした物語だったり、お父さんのいなくなった家庭の物語だったり(可愛い絵本もありますが)。

それは多分、松谷みよ子さんが実生活で苦しみながら、いつも「人生」を書いてこられたからなのだと思いました。

この本は、「小さな劇団を共に築いた、一組の夫婦の別れと絆」の実際のご自身のお話です。


傷つけられ、踏みにじられ、

ヘドロのように心の奥底に溜まった憤怒の気持ち・・・

でも、笑いものになってもそれを誰にも話さず、長い年月を経て

ぽつぽつとやっと紡ぎ出された言葉・・・


ご自分も、病の後遺症の痛みに苦しみながら仕事をし、

夫の仕事と生活を支え、子どもを育てた日々のこと。


読んでいると、私も自分のヘドロのことを思い出して胸が重くなり、なかなか読み進みませんでした。


心の底のヘドロは決してなくならないでしょうけれど、それを意志の力で固めてきた人、

でも時々思い出すと、ヘドロが底からわき上がってきて上澄みはまた濁る。

そんな気持ちを抱えている人は、読むと勇気づけられるかもしれません。


女性の立場からの一人語りですから、男性から見ると共感しえないかもしれませんが・・・


「こんど生まれる子は僕に瓜二つだぞ。何故なら僕が悪いことをしていたから、君はずうっと僕の方を見ていたからね」


(離婚こそ、あなたの望んだことでしょうに。)

「違う、離婚したつもりになって、僕を自由にしてほしかったんだ」

(そして更に、思うても見ぬことをいいました。)

「一人の男としてこれからも僕を見つめてくれ」

(私は一滴の涙も出ませんでした。)



このあたりの考え方は、もしも私が相手の男性に言われたら

「????????」 という感じだと思うんですが、


この小説の男性のことにかぎらず、

人の言動に怒ってみても世界は変わらないので

どんな人のことも理解しようと、努めたいと、


できることは結局それしかないんです。








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