『仕事にしばられない生き方』

  • 2019.02.23 Saturday
  • 17:32

*

『テルマエロマエ』の作者、ヤマザキマリさんの波瀾万丈な人生

 

少女の頃から、極貧イタリア時代、シングルマザーとして一人で生きていくという選択、

 

生活のために漫画を描き始めたこと、再婚、

 

『テルマエロマエ』がブレイクして映画化されたことによる周囲の変化・・・

 

などなどの出来事を通して見たこと、考えたこと。

 

 

読み始めは、

 

マリさんのお母様がすでに、かなりぶっ飛んだ方で

 

音楽の仕事を志して、さらに一人で子供を育てようと北海道に移り住んだとか

 

(この選択は今よりずっと厳しい時代だったと思います。それを受け入れた地域が北海道だったというのはよくわかります)

 

14歳のマリさんをいきなり一人でヨーロッパに行かせたとか、

 

油絵を勉強するためにイタリア留学だとか、

 

話を聞いていても、“普通”と違いすぎて、距離があったのですが

 

体験する“感情”は人としてみんな同じなのだし

 

どこでどんな状況でも、苦労して、そこから学んで、這い上がったプロセスを

 

赤裸々に語ってもらえるのは面白いです。

 

同じ感情を体験した人にとっては、どこかに共感する部分があるはずです。

 

 

とはいえ、みんな、できることなら極貧生活をしたくないし、

 

危険な目にも遭いたくないし、鬱病にもなりたくないですよね。

 

(本人が望む、望まないにかかわらず)それをできちゃう人だから、

 

反転するエネルギーもそれだけ大きいのだと思います。

 

私などは、貧しい思いも痛い思いもしたくなく

 

平凡でも平和に生きられたらそれで十分。

 

「なぜかドラマチック、なぜか波瀾万丈」

 

になってしまう人生の人っていらっしゃるのだと思います。

 

その方のお役目なのだと思います。

 

 

私は、額に汗して働いてきたガテン系の女性が好きです。

 

さらに素晴らしいことに、貧しさの中で、フィレンツェで本格的に油絵を学んだ知識、

 

当時の名もない作家や画家達と交流した生の経験、

 

どん底で経験した真心、人の情

 

そんな貴重な体験までミックスされてシェアしてくださっています。

 

結局、人の幸せって、人との交流の中にある

 

そんな原点を思い出させてくれます。

 

私はそういう価値観の人間だなって改めて思います。

 

そして今まで全く知らなかったリスボンに行きたくなりました♪

 

 

 

 

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『ナマの京都』

  • 2018.09.03 Monday
  • 00:52
グレゴリ青山
メディアファクトリー
---
(2004-07)

*

カテゴリーは「エッセイ」ではなくて「漫画」になるのかな?

 

エッセイ漫画です。

 

グレゴリ青山さんのデビュー作の『旅のグ』も読んで

 

どちらも面白かったけど、私はこちらの方が好きでした。

 

 

イケズ文化とか(文化で許されるのか?!っていつも思うんですけども)

 

京都の言葉とか

 

私は関西に住んでいて、京都近いんですけど

 

海に向かって開けている神戸とは、ぜんっぜん、空気が違っていて

 

その雰囲気を知りたい関西圏以外の方におすすめ?です。

 

伝わるかわかりませんが。。

 

 

京都の独特の空気ってあるんですけど

 

良くも悪くも、それが伝統の重さだなと思うんです。

 

キャラクター・ウェイトの重たい街ですね。

 

圏外の人からしたら、

 

うらやましくもあるような、皮肉を言いたくもなるような感じですよね。

 

 

第一章「京いけずの章」では

 

著者が高校時代、バイト先で女将やリーダーにいけずされたエピソードがありましたが

 

他のバイトの女性達は優しいですし

 

とくべつに面白おかしい人もいるけど、

 

市井の人はどこでも、優しい人も、そうでない人もいるのだと思います。

 

こういう「普通の目線」みたいなエッセイは

 

リアリティがあって面白いですねー

 

 

ところで著者は京都を出たから、

 

こうやって京都のことを描けたのだと思います。

 

重たい街って、中にいるとそのことに気づきにくいので

 

(街だけでなく、グループや人にもいえます)。

 

 

 

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『米朝快談』

  • 2017.11.04 Saturday
  • 00:26

*

萩尾望都先生関連の記事を先に載せてしまいましたが

 

こちらも好きです。嶽本野ばらさんの落語についてのエッセイ。

 

野ばらさんは文章が上手だなぁ。

 

私は桂米朝師匠の落語と、上方落語が好きなんですが

 

なんで江戸の落語は好んで聞かないのかしら、言葉遣いの違いかしら、と思っていた理由判明

 

江戸の落語と上方落語は、ちょっと別ものなんですな。

 

江戸の方はお座敷で作られていった「文化人のサロン」的な要素があるのに対して

 

上方落語は野天で発達し、道行く人々に聞いてもらった。

 

江戸の方は人情ものも多く、最後にホロリとさせたりするのが好まれるのに対して

 

上方落語はどこまでもひどくて、笑わせて、サゲて終わる。

 

これが関西人と、それ以外(?)の文化の違いでもありますね(ざっくりすぎてすみません。日本のどこかの地域では上方に近い文化があるかもしれない。あったらぜひ教えてください)。

 

 

野ばらさん、文章上手で博識だなぁとあらためて思ったのは

 

私、島田紳助さんや、立川談志さんがもひとつ苦手、

 

桂枝雀師匠の落語は見ていて才能に感動し、笑っちゃうんだけど、同時になぜだか切なくてつらくなる・・・

 

のですが、その理由がはっきりわかったから。

 

ひとまとめにして理由を言ってしまうのは無礼かと思うので、書きませんけれど

 

私は適度なお笑いが好きで

 

地道な努力の成果としてさらっと笑わせてもらって

 

「あっはっはーいやぁ面白かったー」

 

というのが好きで

 

感動を求めているわけではないんだな、ということです。

 

だから多くの、感動を演出するもの、アツイいものを敬遠してしまう。

 

私はきれいな夕日を見たり、美味しいもの食べたり、上手い言葉にしょっちゅう感動している人間なので

 

わざわざ「これで感動できますよ」と見せられなくてもいいんです。

 

わざわざな言葉や演出って気恥ずかしくて苦手なんです。

 

ほら、これすごいでしょ、って見せたくなるところを

 

あくまでも見せずに終わるというのが粋、と思うのです。

 

米朝師匠はこれを徹底されていたのではないかなぁ。

 

 

というわけで、

 

感動を欲しい人ではなくて、

 

それをちらっと横目で見て、自分は自分の心に響くものだけを愛している人には、野ばらさんの作品は合うのではないかと思うんですが、どうでしょう?

 

このエッセイは落語のネタをもとにして書かれているというだけで、真面目な落語の本ではなく、

 

3分の1くらいは野ばらさんの話です。他のお笑いの話や、AKBとかファッションの話も多いです(しかし野ばらさん、AKBファンにも怒られています。笑)。

 

私にはとても面白かったです。また寄席に行きたい!

 

 

 

 

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本日のカッコいい案件

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 00:12

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再び、嶽本野ばら『米朝快談』より。

 

「カッコいい」とは何か?

 

カッコ良さというのは自分で決めて良いんです。

 

世間一般で言われているカッコ良さを求めないでいいんです。

 

そらまぁ、多くの人にカッコいいと思われるような外見を持っていたら、人生色々得することもありましょうけど

 

そんな評価よりも、自分がカッコいいと思えることを追求するべきですよね。

 

というわけで、

 

本日のカッコいい案件は、桂ざこば師匠です。

 

野ばらさんのざこば評は、読んでるだけで気持ち良いのでどうぞ↓

(ざこばさんが大好きな方で、もしも気を悪くされる方がいたらごめんなさい)

 

ざこばの資質にこれらの噺(注:『阿弥陀池』『青菜』)は合っている。ざこばの人となりを一言で表すとすれば一本気。弁がたたず機転も利かない(それって落語家としてダメじゃん、と思ってはならない)けれど、自分の意見は曲げない。女は三つ指突いて男の陰に控えとったらええんや、というような石頭発言を平気でして、それは男尊女卑だと批判され、やり込められ、返す言葉なく、うぐーと詰まり、それでも、男には男の役目、女には女の役目があるやないかと涙ぐみながら怒り、譲らないのがざこば。興奮すると、「あ、あ、あ、あの、なあ・・・・・・」と、苛つきながらどもるのもざこばの特徴。だからこそ、『阿弥陀池』や『青菜』の主人公の微笑ましい滑稽さが似合う。僕はざこばをカッコいいと思います。男らしい。

 

ざこば師匠の愛される人間像が伝わってきます。

 

 

これを書こうとして、ふと思い出したのが

 

スラムダンクの木暮君が陵南戦でスリーポイントを決めるシーンです(第183話「メガネ君」)。

 

超有名な場面なので内容は割愛しますけど

 

陵南の監督が

 

 

「あいつも3年間がんばってきた男なんだ。

 

侮ってはいけなかった」

 

 

で、泣きましたよね?!

 

 

カッコいいです。

 

こつこつがんばっていたら、気づいたらすごい高いところまで来ていた

 

努力していた日々がずっと遠くに見えるなー

 

みたいなのカッコいいです。

 

 

余談なんですが、よしもとばななさんが過去にエッセイの中で野ばらさんのことを

 

「彼こそ男の中の男だと思う」

 

と書いてらしたことがあります(理由は忘れました)。

 

 

何が言いたかったかというと

 

「カッコいい」には人それぞれ色々あって

 

自分の思うカッコ良さを追求したらいいのだーということでしたkamule

 

 

 

 

 

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