天才とは集中度の高さ

  • 2014.04.12 Saturday
  • 10:47
*
平田オリザさんの本レビューに取って替わられて?

野口晴哉先生の話が、自分的に途中になっていたので

改めて書きます。

野口先生の伝記を読んでいて思ったことは、

「天才って、神的な集中と努力ができる人なのだ」

ということです。

「この人、あったまいいなぁ・・・」

と思ったことって何度もありますが、

「頭いいなぁ・・・」

だけでなく、

「天才!」

と評価される人の違いって何でしょうか?


「天才」と呼ばれた人というのは

「頭のいい人」だけで終わらずに、あくなき挑戦を続け、創意工夫と努力をしている人。自分の限界を更新し続ける人(自分と戦い続けている人)。

かなと思ったのですが、いかがでしょう?

たとえば、ニュートンだったり、エジソンだったり、

インスピレーションを得た時に、

ただの「おや?」で終わらせずに

その直感を信じ、それを形にするべく、くり返し試行錯誤を続けた人

そしてそのことに高度に集中して取り組めた人

なのだと思います。

彼らが何の実験も工夫もしていなかったら、

そしてそれを途中でやめていたら、

私たち、彼らの名前を知りませんよね。多分。

平凡に暮らしていて、晩年「天才」と呼ばれた人っているのでしょうかね??

(人知れずいるのかもしれませんが・・・)


自身のインスピレーションを信じられる
⇒ ゆえに、諦めずに努力できる。集中を維持できる。

ですから、天才とは、

天からの啓示をキャッチできて、その自分を信じられる人

ともいえるかもしれません。

ついつい、ルーチンな仕事に流されて

集中が維持できずに時間が過ぎていくのが凡人なのかなぁと、思いました。


めちゃくちゃ余談ですが、

その後に読んだオリザさんの本に

「・・・いまの日本社会では、漱石や鴎外が背負った十字架を、日本人全員が等しく背負わなければならない。

かつては知識階級だけが味わった苦悩を、いまは多くの人びとが、苦悩だと意識さえしないままに背負わされる。

漱石ほどの天才でも、ロンドンでノイローゼになったのだ。

鴎外ほどの秀才が、『かのように生きる』と覚悟を決めなければ、このダブルバインドを乗り越えることはできなかったのだ。」


と書いてありまして、

漱石は天才で、鴎外は秀才、とわざわざ区別して書いてあるのが

おもしろいなぁと思いました。







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『辞書を編む』

  • 2013.06.22 Saturday
  • 00:01
*
好き過ぎて、かなり個人的な感想になってしまいます・・・

『三省堂国語辞典』(略して『三国』)の編纂者である著者の、

辞書づくり(特に、今年末に刊行される第7版改訂について)にまつわるお話です。

言葉が好きで、街で見る言葉、聞く言葉を、

第6版改訂後の数年間、いつも気にかけ

その言葉が実際に使われている「語例」を探し、「語釈」を考え・・・

著者・飯間浩明さんの、その嬉々とした様子(想像ですが)、生きた日本語に対する姿勢にふれ、

本を読んでいる時間そのものが愛おしくなるような、

思えば、こんな感覚はいつぐらいぶりだろう・・・というくらい

しみじみと、幸せな時間でした。

「辞書の編纂」という地味な作業の話なのに、それをさらさら読ませる、

この1冊を紡ぐ言葉のぴったりさを、何度も反芻してしまいます。

言葉や、辞書が大好きな人には、その「生みの苦しみ」というか

どのような行程で、「項目」が選定され、「語釈」がつくられるのかを垣間見られて

そのストーリーに、ドキドキ、ハラハラし、共感にふるえたり、できるのではないでしょうか。


しかし現代は、電子辞書を使う時代、

『三国』は長らく電子版が出ず、

「そんなわけで「『三国』はいいですよ」と私が強調し、学生も「それはいいですね」と感心しながら、しかし彼らの使うのは、電子辞書になっている別の辞書、という状況でした。私は、ひたすら情けなさに堪えていました。」

というくだりには、苦労のストーリーの後だけに、涙しそうになるほどでした(大袈裟ですが)。


私の話ですが、高校に入学した時、英和・和英・古語辞典を新たに購入するにあたり、どの出版社のものにするか、

学校帰りに、本屋さんで一人、ものすごい長い時間立ち読みして、あれこれ考えて選んだ記憶があります。気軽に買い直せるものじゃなかったので。

そして、古語辞典は、三省堂のものを選びました。

ところが、授業が始まってみると、それを使っているのはクラスではかなり少数派だったのです。だから、三省堂の古語辞典を持っている人を見かけると、ひそかに

「仲間だー」

と思っていたんですが、まさか、そんな目で私に見られているとは、誰も、夢にも思わなかったことでしょう(たとえば、ななめ前の席のS君。ほとんど話したこともありません)。


・・・と、こんな辞書ネタを話していたらキリがないので終わりにしますが

そんな思い出話を含め、とても楽しい1冊でした。


そして、現代の電子辞書、アプリ、さらに、ウィクショナリーなどのフリー辞書についても

全然詳しくない私は、とても勉強になりました。


言い回し萌えー!


ありがとうございました。






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『創るセンス 工作の思考』

  • 2011.02.08 Tuesday
  • 23:43
*
著者の別の本(『スカイ・クロラ』)も、読んでいる途中なのですが、これは読み終わるのがもっと後になりそうなので、こちらを先にサクと読みました。

うーん、目からウロコがまた落ちた。
森氏の小説は、「読んでもいまいちよくわからない」のですが、おそらく脳みそがだいぶ違うからだと思われ、思考のヒントになります。本当に。

ところで私はゲームに縁がない生活(というか人生)なので、ゲームを楽しむ感覚を全く知らず、電車内でゲームをしている若者や大人を見ては

「そんなに面白いものなんやろーか?」と、だいぶ違和感を感じるのです。
知らないからあんまり言えませんが。

私の父は、著者のような「工作少年」であったと思われ、家にはリモコンで飛ぶ飛行機(もちろん自作)とか、古そうな無線機とかありました。

小学生の私が「ベッドで寝てみたい」と言えば、押入れを潰してベッドにしてしまうような

「子供部屋が欲しい」と言えば、和室を潰してみんなで過ごせる洋室に作り変えてしまうような人なので(部屋は半年以上使用不可)

なんというか、「人から与えられたもので楽しむ」という感覚が、もともとものすごく薄い環境だったのでした。

かといって、私がラジコンを作ったかと言えば、そんなことは残念ながらはなから諦めていました。

で、その理由が

「映像で考えられない」

ことかもしれないと思い、(この年齢にして)やや救われた次第です。

「映像を頭の中で変化させることができない人がいることは僕には驚きだった」(p.81)

の、自分が「その人」であることは、中学時代の技術の時間にすでに自覚しておりましたが、まさか

「言葉で考えるときと、映像で考えるときがあって、だいたい半々くらいの割合」(p.80)

で考える人がいらっしゃるとは・・・驚き。


個人的な話はさておき、この≪工作論≫には概ね大賛成です。
製造業に勤めている文系の方も、読まれると良いと思います。

子供に、「遊べるおもちゃ」を与えるんじゃなくて、もっと面白いものがあると教えてあげればいいのに、

そして、それは「教える」んじゃなくて、自分が「面白そうにしている姿を見せる」こと。昔からよく言われていることですが、そうですよね。


著者が、「本当に工作が下手くそで、まったく才能がない」と言っていらっしゃるのがうれしくて、

不器用だけど、お料理もファッションも、まずは自分が楽しんだらいいんだわねぇ・・・と勇気?が出たのでした。

といって、仕事にするためには自分の楽しみだけではだめですが。もちろん。

私にとって、ブログもエサレンも後者です。精進します。







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Lara SOIL〜 阪急夙川〜阪神/JR芦屋〜阪神西宮〜英語、妊娠中の方、男性も承ります〜

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